プロフィール

ラスベガスと沖縄

ラスベガス市は米国の南西部にあるネヴァダ州の最も大きな都市です。人口はラスベガス市だけだと60万人弱ですが、近郊のラスベガス都市圏を含めると200万人。ネヴァダ州の人口が250万人程度なので州人口のほとんどがこの地域に住んでいることになります。ラスベガス市の面積は352平方km。那覇市が面積40平方kmで人口が32万人。この数値からするとラスベガスは面積が那覇市の約10倍で人口が約2倍ということになります。ラスベガス市は年間4000万人もの観光客が訪れる米国でも屈指の観光リゾート地です。

 

ギャンブルの町として発展の基礎が築かれ、当初はマフィアが賭博場を開いて発展したのですが、マフィアに対する行政や司法の取り締まりが強化され、次第に全米規模の企業が進出し、今ではストリップと呼ばれる市街地の観光スポットに立ち並ぶ施設はいずれもホテルやエンターテインメント企業のものがほとんどです。近郊都市圏を含めた観光収入は94億円。市の経済の大きな部分を観光・ゲーミング産業が担っています。

 

カジノなどのエンターテインメントが盛んですが、ラスベガスは近年、温暖な気候と税金が安いことなどから全米でも人気でリーマンショック前までの約20年間全米でも最も人口増加率の高い市の一つでした。近郊にはフーバーダム、グランドキャニオンなど国や州の指定公演も多くカジノ以外の観光スポットも有名です。


ラスベガス沖縄県人会

ラスベガス県人会はこのラスベガス市を中心とした都市圏に住む人たちで構成されています。ビジネスや留学でこの地に渡ってきた県人もいますが、県人会の大半のメンバーは米軍兵士と結婚してアメリカに来た人たちで、会の構成は圧倒的に女性が多いです。ラスベガス市郊外には8000人が駐屯するネリス空軍基地があり、空軍関係者が多く居住しています。